Tsurezuregusa およそ世の中の習ひ我を思はぬ。『本朝美人鑑』巻二の五こうして二人は互いに慣れ親しんでゆくにつれて、いっそう捨てがたく心から愛し合っていたが、男女の仲では人の心が変わらないということがないものであるので、中納言はまたほかに通う女性ができて、いつしか右近のところへは足が途絶えがちになったので、右近はこの歌を詠んで贈った。本朝美人鑑の現代語訳を至急お願いしたいです

かくて、たがひに慣れゆくままなほ捨てがたくあはれに言ひかはしけるが、世の中の人、心常ならぬ習ひなれば、また異方に通ふ所出で来て、いつしか右近がもとへはか れがれになりければ、詠みて贈りける

思はんと頼めし人はありと聞く言ひし言の葉いづち行きけん

など、折々おどろかし侍りければ、中納言もさすが引き放ちがたくて、ある夕暮れの艶なるに、まうで来たり給ひけり 右近は、似るものなく喜ばしくて、かつは語らひ、かつは恨みなど、言葉の数も重なりけり
中納言も、はじめより深く言ひかはせしことなれば、今さら「神かけて忘れず」など、こまやかにことわり給へば、右近も顔の気色直りつつ、「さては憎さげなる所も侍らず」とて、親しみけるが、つひには、中納言、はたと忘れ果てておとづれもせずなりにけり

忘らるる身をば思はず誓ひてし人の命の惜しくもあるかな

と詠みて、ひとり寝の枕、涙しきたへなり
およそ世の中の習ひ、我を思はぬ人をば恨みつかはすこそ常のことなるに、この歌はひきかへて、忘れられたる恨みはいささか言はず、その人、「神かけて変はるまじ」と誓ひつつ、今かく捨て果つるには、その神の御とがめもありて、命も失せなんこそかへつていとほしけれ、と言ひおくりける言葉、まことに恋路の本意たるべしと言へり 昔より恋の歌多く世に聞こえけれど、これらの言種は、ためしなうやさしくも侍るとかや 古文単語330。ふと驚かされて。仏の見せ給ふにこそはあらめと思ふに。まして物ぞあはれに
悲しくおぼゆる。 はっと目を男。大和にある女を見て。よばひてあひにけり。
このように急いでお帰りになるのを。ひどく満ち足りなく 残念にお思いにな
られた。たまさかに立ち出づるだに。かく思ひのほかなることを見るよと。を
かしう思す。かくて明けゆく空の気色。昨日に変はりたりとは見えねども。
ひきかへめづらしき心地ぞする。この歌をこれかれあはれがれども。一人も
返しせず。

第一章。源氏の君の夕顔を失った悲しみは。月がたち年が変わっても忘れることができ
なかった。火影の乱れたりしさまは。またさやうにても見まほしく思す。
注釈, 故常陸親王の末にまうけて, この巻の女主人公。末摘花と呼称される人の
紹介。心あわたたしき出で入りに。えうけたまはらぬこそ口惜しけれ」と言へ
ば。さりとも。短き心ばへつかはぬものを。 人月がようやく出て。荒れた
垣根の状態を気味悪く眺めていらっしゃると。琴を勧められて。かすかにお弾き
になるのTsurezuregusa。萬にいみじくとも。色このまざらん男は。いとさう%\しく。玉の巵の當なきこ
ゝちぞすべき。鳥の聲などもことの外に春めきて。のどやかなる日影に牆根の
草萌え出づる頃より。やゝ春ふかく霞みわたりて。花もなにがしとかやいひし
世すて人の。「此の世のほだしもたらぬ身に。たゞ空の名殘のみぞをしき」とい
ひしこそ。誠にさも覺えぬべけれ。風も吹きあへずうつろふ人の心の花になれ
にし年月を思へば。あはれと聞きしことの葉ごとに忘れぬものから。我が世の外

紅葉も花も。のちに男ありけれど。子ある仲なりければ。こまかにこそあらねど。時々もの
いひおこせけり。女がたに。絵かく人なりければ。かきにやれりけるを。今の男
のものすとて。ひと日ふつかおこせざりけり。かの男。いとつらく。「おのが聞
ゆることをば。いままでたまはねば。ことわりと思へど。なほ人をば恨みつべき
ものにてくれませんでしたので。今回も無視されるのは当然とは思いますが。
やはり貴女をお恨みしますよ」といって。皮肉って歌百人一首 全首?全歌人
徹底解説徒然草。古文。やがて。かけ籠らましかば。口惜しからまし。古文。雨にむかひて月を
戀ひ。たれこめて春のゆくへ知らぬも。なほあはれに情ふかし。文法。咲き
動詞四段連用形+ぬ助動詞ぬ終止形+べき助動詞べし連体形+ほど副詞+の
助詞+梢名詞+散り動詞四段古文。花の散り。月の 傾かたぶくを慕
ふ習ひはさる事なれど。殊に頑なる人ぞ「この枝かの枝散りにけり。全訳。
荒れ果てた住まいで昔の恋人を思い出すことこそ。色好みと言える。

源氏物語を読む。やむごとなくわづらはしきものにおぼえたまへりし大殿の君も亡せたまひて後。
さりともと世人も聞こえあつかひ。宮のうち親添ひて下りたまふ例も。ことに
なけれど。いと見放ちがたき御ありさまなるにことつけて。「憂き世を行き離れ
む」と思九月七日ばかりなれば。「むげに今日明日」と思すに。女方も心あわ
たたしけれど。「立ちながら」と。たびたび御月も入りぬるにや。あはれなる
空を眺めつつ。怨みきこえたまふに。ここら思ひ集めたまへるつらさも消えぬ
べし。45橋姫。母方なども。やむごとなくものし給ひて。筋異〔こと〕なるべきおぼえなどおは
しけるを。時移りて。世の中にはしたなめその頃。世間で人並みに数えられ
なさらない忘れられた宮がいらっしゃった。多かる世なれど。見捨てがたく
あはれなる人の御ありさま。心ざまに。かけとどめらるるほだしにてこそ。過〔
す〕ぐし来〔姫君。御硯〔すずり〕をやをらひき寄せて。手習〔てならひ〕の
やうに書き混ぜ給〔たま〕ふを。「これに書き給へ。まろならましかば」と
恨み給ふ。

『本朝美人鑑』巻二の五こうして二人は互いに慣れ親しんでゆくにつれて、いっそう捨てがたく心から愛し合っていたが、男女の仲では人の心が変わらないということがないものであるので、中納言はまたほかに通う女性ができて、いつしか右近のところへは足が途絶えがちになったので、右近はこの歌を詠んで贈った。 思はんと……愛していると私に期待させたあの人はいるどこにも行かないと聞くけれど 愛を誓ったあの言葉はどこへ行ったのかしら などと、折々に消息をさしあげたので、中納言もさすがに放れがたくて、ある夕暮れの風情のある頃に、右近のもとに尋ねていらっしゃった。右近は、この上なくうれしくて、あるいは語らい、あるいは恨みなどして、言葉の数も重なったのである。 中納言も、はじめから深く愛を誓ったことなので、今さらのように「神に誓ってお前を忘れない」など、心をこめて言い訳をなさるので、右近も顔色が直って、「それなら憎らしい所もございません」と、慣れ親しんでいたが、ついには、中納言は、すっかり右近を忘れ果てて訪問することもなくなってしまった。 忘らるる……あなたに忘れられた自分のことはどうでもいいの 神にかけて愛を誓ったあの人が誓いを破ったために神罰をうけるかもしれない その命が惜しいのよ と詠んで、ひとり寝の枕を濡らす涙がさながら寝床である。 およそ男女の仲の常として自分を愛さなくなった人を恨んでやるのこそ常のことであるのに、この歌は逆に、忘れられた恨みはいささかも言わず、その人が、「神に誓って変わることはない」と誓いながら、今、このように捨て果てるのは、その神のおとがめもあって、その人の命も失うであろうことこそがかえっていとおしいことです、と言い送った言葉は、まことに恋の路の本質であろうと言った。昔から恋の歌は多く世間で評判になるが、これらの右近の言葉は、ほかに類例もなくやさしくもあるとかいうことだ。

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2021年3月10日

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